相続放棄の解決事例
長年音信不通だった弟が突然亡くなった。戸籍の取得に時間を要した相続放棄の事例(春日部市在住の相談者様)
長年連絡を取っていなかった家族が突然亡くなり、相続の問題に直面することがあります。
亡くなった方の暮らしぶりや財産、借金の状況が分からないうえ、必要な書類もすぐにそろわない——。今回は、そのような状況からご相談いただき、相続放棄の申述が受理されるまで支援した事例をご紹介します。
長年音信不通だった弟の、突然の知らせ
ご相談者様は、長年音信不通だった弟様が亡くなったことを、警察からの連絡で知りました。
弟様は独身で一人暮らしをしており、唯一のご親族が、ご相談者様であるお兄様でした。持病があり、通院の途中で体調を崩し、休憩のために立ち寄った宿泊施設で突然亡くなられていました。
長く交流がなかったため、お兄様には弟様の財産や負債の状況が分かりませんでした。突然の知らせを受け、相続についてどのように対応すればよいか分からない中、当事務所へ相続放棄のご相談をいただきました。

死亡の事実が戸籍に反映されず、書類が取得できない
当事務所で戸籍を請求したところ、死亡の事実がまだ記載されていないことが分かりました。
本件では、警察による確認に加え、関係する自治体での手続きが行われていました。遺族の調査や死亡届に関する手続きに時間を要し、死亡の記載がある戸籍をすぐには取得できない状況でした。
当事務所では役所への進捗確認を重ね、お兄様へ状況をお伝えしました。また、お兄様にも警察や自治体への確認にご協力いただき、どの手続きが進み、何が残っているのかを整理していきました。

戸籍の収集と、ご事情に応じた追加書類の準備
その後、死亡の記載がある戸籍を取得でき、相続関係の確認に必要な戸籍の収集を進めました。
今回は個別のご事情に応じて、通常の申述書類に加え、追加の書類作成が必要となりました。当事務所で準備を進め、お兄様にも内容をご確認いただいたうえで、家庭裁判所へ提出する書類を整えました。
複雑なご事情がある場合も、状況を丁寧に確認し、それぞれのケースに応じて手続きを支えます。
相続放棄の申述が受理されました
戸籍の収集と書類の準備を終え、家庭裁判所へ相続放棄の申述書類一式を提出しました。
その後、お兄様から、相続放棄申述受理通知書が届いたとのご連絡をいただきました。
受理後もご来所いただき、通知書の確認、受理証明書の請求、お預かりした戸籍などの返却まで対応しました。

疎遠だったご家族の相続も、一人で抱え込まずにご相談ください
長年音信不通だったご家族の相続では、財産や借金など、分からないことが多い場合があります。さらに、今回のように必要な戸籍の取得に時間がかかることもあります。
ただし、戸籍の取得が遅れているからといって、相続放棄の期限が自動的に延びるわけではありません。
「何も分からないから相談できない」「書類がそろってから相談しよう」とお考えの方も、まずは今分かっている状況をお聞かせください。
おごし法務事務所では、相続放棄を専門に取り扱い、これまで200件以上のご相談をお受けしています。南越谷の事務所で司法書士が直接お話を伺い、ご事情の整理から家庭裁判所へ提出する書類の作成、提出後に照会書が届いた際の対応まで支えます。
初回相談は無料です。突然の相続でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
※プライバシー保護のため、個人を特定できる情報は省略・変更しています。手続きの結果は個別の事情によって異なります。